小説家の6次産業化

「なんと、25年前か」  としみじみと思ってしまう。もうそんなになるのか、という驚きのあとに、ちょっと古すぎるんじゃないか、という心配もなくはなかったわけで、古い掲載雑誌の切り抜きを手に、すこし考えこんでしまった。  い…

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丸太のテスト挽き

 本格的な冬が来るまえに、バンドソーのテスト挽きをした。かれこれ二年前、わが家の前の川岸から台風による倒木を引き上げ、薪原木としたことがある。そのうち樹種不明ながら直径40センチ近い玉切りを保管してあるで、これを板に挽い…

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献残ポテト

 江戸の町に「献残屋」という職業があった。献上品の残りを仕入れて転売する、読んで字のごとくの商売だが、江戸にあって大坂にはない、と書いた資料があったはずだが、書名はわすれた。  献上品と言いながら、そのじつ幕府の役職や大…

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冬支度の農作業

 季節外れの台風が足早に通り過ぎ、吹き返しがそのまま木枯らし1号になった。初霜は例年ならいますこし先のはずだが、翌朝3℃の予報にあわてて里芋の収穫をすませてしまった。  昨年は収穫した半分ほどを畑に埋めてみたが、それほど…

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