待ったなしの秋

 寒さが来るとなれば、植え込みは待ったなしだ。あまりに発芽が遅れると収穫に支障がある。それでいて早過ぎてもいけない。気温が高いと球根が腐りやすく、また発芽した苗が育ちすぎると、寒さに耐えきれず冬越しできない。
 そんなネット情報に急かされてしまうのが、毎年のニンニク植え付けだ。

「なにはなくてもニンニク、絶対忘れないでね」
 と奥さんが熱望する事情もあり、ここ数年は、1年間ニンニクを買わずにすむほども収穫している。
 種ニンニクは、安価な中国産と国産ホワイト6片を購入していたが、今年はうっかりして国産ニンニクを買いそびれてしまった。そこでヤギ堆肥をたっぷりすき込んでの植え付けとなった。

 ニンニク体型のヤギ糞堆肥は、ニンニク栽培に最適……、ということにわが家では独り決めしている。

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追伸……咲きそうで咲かない月下美人だが、いよいよ蕾がふくらんできて、これぞまさしく「触れなば落ちん」状態。p1250709

追伸2……好評与一郎シリーズの第2作「新任家老」が配信されました。読み放題のKU(キンドル・アンリミテッド)でかなり読まれています。お楽しみください。
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デッキファームの秋

 デッキを利用したキッチン・ファームは、おおいに便利だったが、屋根を架けたことでかなり様相が変わった。
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 デッキ床張り替えを考えての雨除けが理由だったわけで、軒下利用のキッチン・ファームにある程度の支障があるのは想定していた。しかし、前面の柵が高すぎたのは設計ミスか。秋になって太陽位置が低くなると、影がまともにプランターにかかってしまう。いますこしプランター位置を高くする必要があるかもしれない。
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 とりあえず秋野菜をいろいろ植え込んでみた。朝食用のサンドイッチによく使うサニーレタスをはじめ、水菜、不断草(スイスチャード)の種も発芽しはじめ、茎ブロッコリーの苗を植えてみたが、はたして収穫できるだろうか。そのほかローズマリーやパセリは順調に育っているし、盛りを過ぎたバジルやルッコラもいますこしは利用できそうだ。

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 ただしタイムは、9月の長雨で弱っていたところを青虫にやられてしまった。かれこれ10年近くデッキに植わっていたので、そろそろ更新の時期だったのかもしれない。

p1250658p1250655-b 狂い咲きの月下美人は、急に寒くなったためか、蕾の成長がぱったり止まった。そこでストーブを焚きだした室内に移動させたが、はたして開花するだろうか。

サフランの秋

 カメラマンだったころ、一度取材したいと思いながら、とうとう行かずじまいだったのが大分県竹田のサフラン農家だ。
 秋が深まるころ、うす暗い納屋の中の何段もの棚の上には、栽培されたサフランの薄紫の花が咲きほこる。香辛料にする三本の雌しべを大急ぎで収穫すると、来年用の球根をそだてるため畑に埋めもどすのだが、そのさい花を摘んで捨ててしまう。すると薄紫のじゅうたんが竹田の里のあちこちに出現するのだそうだ。
collage-0a という話を思い出しながら、サフラン球根のオークションをポチってしまった。10個ほどで1,000円ほどだったか、そろそろ完成させるデッキで栽培してみるつもりだった。机の上に放置していても開花するというのだから間違いはないだろう、と植え込んだのは8月下旬ごろ。
 ひと月ほどしても芽吹く様子がまるでないので、わるい癖だが、ちょいと掘り返してみた。ちゃんと芽も根も育っていた。あわてて植え直したので、無事に発芽。花が咲くのは11月になってかららしい。

p1250622 もう一つの開花予想……。デッキに置いておいた「月下美人」につぼみが育っているのに気がついた。14、5年前、行きつけのお寿司屋さんでいただいた若芽を挿し木したら、みごとに根付いた。しかし葉が茂るばかりだったが、5年ほど前から花を付けるようになり、どうやら1週間後ぐらいには咲きそうな気配だ。

 

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 いよいよ好評与一郎シリーズの配信がはじまります。全部で6作品ありますが、3作品ずつの家老編、旗本編の合本も配信予定です。お楽しみください。

コロ薪小屋

 カレンダーをめくって、さて、という気分になってきた。暑さのピークが過ぎて涼しくなったが、やれやれ、と思う間もなく寒さがやってくる。そうした日光地方に25年も住んでいると、冬支度というには早過ぎるが、なんとなくそわそわしてくる9月なのだ。

 屋根を架けたデッキ西側が薪置きスペースになったので、敷地の隅に積んである薪を移動させた。この仮設の薪小屋は、プラスチック・パレットにインゴ(材木の隠語…一寸五分角)を差して薪止めとしたもので、最下部に空間があるので湿気を呼ばずに保管できるところが気に入っている。

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 薪を移動して積みあげるのは、なかなか大変な作業、と前に書いたことがある。薪を積みあげたデッキや軒下には、距離にして6~70メートル、勾配6メートルほどの坂道を運ばなくてはならない。そのため車検なしの軽トラが大活躍する。
 軽トラに放り込んだ薪は、手押し車に積み替えて運び、たかだかと積みあげる。そうして1年間以上乾燥させてから焚くことにしている。

 コラージュ写真の中央に、揃えて切った薪と不揃いの薪が映っている。原木をストーブサイズに切ると、かならず端切れができる。曲がりや節で割れない部分もあるが、薪として燃えないわけではなく、コロ薪と呼んでけっこう重宝して使っている。

 軽トラ2台分ほどのコロ薪を、北面軒下に近い小屋に運び入れた。14,5年も使っている小屋で、そろそろ床が抜けかかっていた。どうやら来年には、このコロ薪小屋の建て直しになりそうな気配だ。

 ちなみに薪スペースや軒下に積みあげた薪は、ブロックごとに分けて年号が書いてあり、今度の冬は、’14年に割った薪の残りと’15年薪を焚くことになる。それをふくめて2年半分の薪ストックがあるが、この冬に薪の原木が手に入るかどうか心配している。