小説家の6次産業化

「なんと、25年前か」  としみじみと思ってしまう。もうそんなになるのか、という驚きのあとに、ちょっと古すぎるんじゃないか、という心配もなくはなかったわけで、古い掲載雑誌の切り抜きを手に、すこし考えこんでしまった。  い…

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表紙づくり

久しぶりに電子書籍『無頼の辻』を配信することになり、その校正読みにようやく目処がたったころの話だ。東京からの帰りに東北道の羽生PAに立ち寄り、ふと思いついてデジカメ撮影をはじめた。この羽生PAは、池波正太郎さんの“鬼平の…

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コラージュを作る

ウェブサイトの記事には写真が多用されている。当ブログも例外ではないが、複数の写真をコラージュして掲載することが多い。カメラマンだったころ、ルポルタージュの仕事が多かった名残りなのかもしれない。 決定的瞬間を写し撮るのは写…

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結露20年か

 そろそろ足場の撤去か、と考えていたときの漏水だった。二階北面の書斎横のトイレの天井から、ぽたぽたと水が落ちてくる。量はワン・フィンガー(古い!)と大したことはないが、雨も降っていないよく晴れた日に二日もつづけて……。こ…

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お稲荷さんの真鯛

 鎮守稲荷の収穫祭があったらしく、隣家の氏子役からお供えの真鯛をいただいた。やもめ暮しで調理の時間がないのか、はたまた持て余したか、ともあれ参列も寄付もしなかったのだけど、ありがたく頂戴した。  普通なら塩焼きか鯛飯にし…

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初挑戦「そら豆」

前々から考えてはいたが、何となく手を出し損なっていたのが「そら豆」栽培。秋に種を蒔くというのが素人農業者にはピンと来なかったし、一度も経験がなかった。なにより冬支度で何かとせわしい時期なのでついつい敬遠した。 いろいろ調…

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サフラン(洎夫藍)

 サフランが咲き始めた。8月に植え込んだ球根から2~3本ずつ発芽、順番に咲きだしてデッキを彩っている。秋咲クロッカスの一種で、赤い雌しべを乾燥させれば香辛料のサフランになり、重量単位で比べると、世界でもっとも高価なスパイ…

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