草刈り機・プライミングポンプ修理

 例年、5月の連休ごろに最初の草刈りをすることにしている。まだ草は大して繁茂していない時期だから、さらっと撫でる程度だが、その後の草の生長ぶりが鈍るような気がしている。
 どうせ外出自粛で時間はたっぶりある、と昨秋以来、ひさしぶりに草刈り機を作動させることになった。

 まず燃料タンクを満タンにし、その燃料をプライミングポンプを押してエンジンに送りこむわけだが、いきなり燃料が噴水のように吹き出してきた。

 どうやらゴム製のオイルカップに穴が空いてしまったらしい。かれこれ10年以上も使っているのだから、こうした経年変化はつきものだし、そろそろ買い換えの時期であるのは間違いない。

 しかしエンジンそのものに異常はないのだから、とりあえずは修理してみるか、と軟質なゴム用接着剤を試してみた。これで穴が塞がればよしと、汚れや油分をアルコールで完全に拭き取り、接着剤を塗りつけてみたが、二度三度と押すうちに燃料が吹き出し、みごとに失敗。ガソリンが相手じゃ無理だったか。

 となればオイルカップの交換だろうと、近くのホームセンターで¥200ほどで売られていた部品を購入。

 交換作業はごくごく簡単。まず作業しやすいようキャブレター部のカバーを取り外し、オイルカップの抑え金具の部分をよく掃除する。あとは4か所のネジ(かなり固く、うっかりするとネジ頭を壊しかねない)を緩めれば、オイルカップと抑え金具が外れてくれる。

 ところが交換部品の寸法が違った。購入した部品の外径は約18㎜。対して古いオイルカップは15.5㎜ほどしかない。これでは抑え金具に納まらない。寸法を確かめずに購入したのが間違いだった。

 あわてて別のホームセンターを調べることになる。外した抑え金具を持参し、二か所の店で探したが、いずれも寸法ぴったりの部品はない。となればいつもの修理店で入手するしかない。

 チェーンソーの販売修理を手がける店で、当該草刈り機もここで購入しているから、持込み修理はもちろん部品も分けてくれるはずだが、当然ながら価格はちょっとお高い。

「ピッタリの部品、なかなか見つからないんだよね」
 などと冷やかし笑いで出してくれたオイルカップ、抑え金具にみごとに納まるのはさすがはプロ店の品揃えか。

「メーカーによって違うからね。うちでは4種類置いているよ」
 と自信たっぷりに言われてしまい、価格は¥1000。ま、これでなくては商売にならないだろう。
 部品さえそろえば作業は簡単。4か所のネジは一時に締めず、対角するネジを少しずつ均等に締めてゆくのが、この手の修理の鉄則だ。

 ちなみにここで販売されているものが使えそうだが、余計なものを買わされたり、配送の時間もかかる。どちらを選ぶかは考えどころだ。

 ついでに外したキャブレター吸入部をきれいにして修理は終了。エンジンは快調に動いて草刈りも完了させた。


今月のkindle無料キャンペーン
2020年5月15日~5月19日PDT