昔年の施工ミス

 いずれやらねば、と思っていた懸案にやっと手をつけた。ひどい風雨のときだけだった下屋の妻壁からの雨漏りが、このところ頻繁におこるようになった。外壁に丸太部分が露出したため、妻壁側との防水が完全ではなかったらしい。
 あきらかに20数年前のセルフビルドに原因がある。それと知りながら修理を後のばしにしてきたのだが、デッキ屋根架け用の足場があるうちに工事することになった。

 カネ勾配屋根に切り目を入れ、雨除けを立ち上げて新しい壁をつくる。といった工事になるわけだが、屋根材のステンレス板切断という鈑金工事はもちろん、外壁のサイディング工事などの経験はまったくない。すべては専門家におまかせするしかない。下手に手をだして昔年の失敗に上塗り、というのでは笑い話にもならない。

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 ……じつは先週、新しいデジタル本『山羊と提督』を配信しました。この紹介を忘れるというのは、このサイトの目的からは本末転倒。ちょっとミスった、と笑ってすませちゃいけないはずだが、さらなるミステイクが発覚、という話が次回につづきます。